日本の神社仏閣 ぬり絵
Japanese
Shrines and Temples
Samples & Explanations
1. 伏見稲荷大社
(京都府)
伏見稲荷大社の鳥居は全国から寄進されており、小さいもので約20万円、大きいものでは100万円以上するといわれています。
鳥居の裏には寄進者の名前が刻まれおり、稲荷神の使いであるキツネは、宝と知恵を象徴する鍵と巻物を口にくわえています。
また、「おもかる石」と呼ばれる占いの石もあり、持ち上げたときに思ったより軽ければ願いが叶うと言われています。
24時間開いており、夜の静寂の中で千本鳥居は特に神秘的な雰囲気を醸し出しています。
2. 明治神宮
(東京)
明治神宮は創建当時、全国から約10万本の木を集め、100年後の姿をイメージして人工林として造られました。
現在は自然の生態系が形成されていて、境内の清正井は加藤清正ゆかりの井戸と言われています。
パワースポットとしても有名ですが、初詣の数は日本一で、年間300万人以上が訪れます。
明治神宮の鳥居は高さ12メートル以上、樹齢1500年のヒノキで造られた日本一の鳥居です。
3. 太宰府天満宮
(福岡県)
太宰府天満宮には「飛梅伝説」があります。
菅原道真が左遷されたとき、京都の梅の木が一夜にして太宰府に恋をして飛来したと言われています。
この梅の木は今も本殿の前にあり、「飛梅」として親しまれています。
また、道真は牛と深い関わりがあったとされ、境内の神牛の頭を撫でると知恵が授かると言われています。
太宰府名物の「梅ヶ枝餅」は、道真を慕う老婆が奉納した餅が由来です。
年間約1,000万人が参拝し、学業成就や厄除けを祈願する参拝者で賑わいます。
4. 難波八阪神社
(大阪府)
難波八阪神社の最大の特徴は、高さ12メートルの巨大な獅子殿です。
獅子の大きく開いた口は邪気を飲み込み、幸運をもたらすと言われていて、受験やスポーツ、商売繁盛を祈願する人たちに人気です。
獅子の目はライト、鼻はスピーカーになっており、祭りの際には音響設備としても使われます。
1月に行われる綱引き神事は、邪気を払い無病息災を祈願する伝統行事です。
難波の繁華街からほど近い場所にあり、観光客の人気スポットとしても注目されています。
5. 厳島神社
(広島県)
厳島神社の大鳥居は、海の上に立つユニークな構造で、地面に固定されているのではなく、鳥居自体の重さ(約60トン)で安定しています。
現在の大鳥居は1875年に建てられたもので、樹齢500~600年の楠材で作られています。
干潮時には歩いて近づくことができますが、満潮時には海に浮かんでいるかのような幻想的な光景が広がります。
また、厳島神社の回廊は全長約275mあり、海上に建てられているため、満潮時には床下に海水が流れ込みます。
世界遺産にも登録されており、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
6. 波上宮
(沖縄県)
波上宮は琉球八社の中で最も格式が高く、海上安全や五穀豊穣を祈願して創建されたと言われています。
断崖絶壁に建てられているため、昔は船から参拝する人も多かったそうです。
社殿は戦災で被害を受けましたが、戦後再建され、現在は美しい朱色をしています。
沖縄独特の文化が色濃く残り、本土の神社とは違った雰囲気があります。
隣接する波上ビーチは那覇市唯一の海水浴場で、観光客や地元の人にも人気です。
7. 北海道神宮
(北海道)
北海道神宮は、北海道開拓の守護神として1869年に創建され、当初は「札幌神社」と呼ばれていましたが、1964年に現在の名称に改称されました。
境内には約1,400本の桜や梅が植えられており、春にはお花見の名所となっています。
特に境内にある「六花亭 神宮茶屋店」の「判官様」と呼ばれる焼き餅は名物で、参拝客に人気です。
また、エゾリスや野鳥も生息しており、札幌市内にありながら自然の豊かさを感じることができます。初詣には毎年約70万人が訪れ、北海道で最も参拝者が多い神社です。
8. 八坂神社
(京都府)
八坂神社は、約1300年前に創建され、主祭神は素戔嗚尊。
全国に約2300社ある八坂神社・祇園神社の総本宮で、厄除けや病気除けのご利益で知られています。
特に7月の祇園祭は日本三大祭の一つで、迫力満点の山鉾巡行は必見です。
境内の美御前社は美容のご利益があると言われ、湧き水は美肌祈願の参拝客に人気です。
本殿は祇園造りと呼ばれる独特の建築様式も特徴です。
9. 神田明神
(東京)
神田明神は730年に創建された歴史ある神社で、大黒天、恵比寿、平将門を祀っています。
特に平将門は武運の神として信仰されており、武士から実業家まで多くの人が参拝に訪れます。
江戸三大祭りの一つである神田祭は2年に一度開催され、豪華な神輿や行列が街中を練り歩く大規模なお祭りとして有名です。
また、秋葉原に近いことからIT企業やアニメ・ゲーム業界からの参拝者も多く、境内にはアニメ作品とコラボしたユニークな絵馬が並びます。
10. 熱田神宮
(愛知県)
熱田神宮は日本武尊ゆかりの神社で、三種の神器の一つである草薙剣を祀る日本屈指の霊験あらたかな神社と言われています。
戦国武将の信仰も厚く、織田信長は桶狭間の戦いの前に戦勝祈願をし、勝利後には信長塀を寄進しました。
境内の大楠は樹齢1000年を超えるとされ、パワースポットとしても人気があります。6月の熱田祭では花火大会も行われ、多くの参拝客で賑わいます。
年間700万人以上が訪れる名古屋の名所です。
11. 東大寺
(奈良県)
東大寺は聖武天皇が鎮護国家を建立した寺院で、奈良の大仏(盧舎那仏)は高さ約15メートル、重さ約250トン。
建立当時は国家財政の大半を投入し、多くの国民が協力して完成させた。
大仏殿は世界最大級の木造建築物だが、現在のものは江戸時代に再建されたもので、当初より3割ほど小さい。
また、柱の1本には「はしらくぐり」と呼ばれる穴があり、大仏の鼻の穴と同じ大きさと言われ、ここをくぐると無病息災や繁栄のご利益があるといわれている。
12. 金閣寺
(京都府)
金閣寺(鹿苑寺)は、室町幕府三代将軍足利義満の別荘「北山殿」として建てられ、義満の死後禅寺となりました。
金箔を張った舎利殿は豪華な外観が特徴ですが、もともと金箔を張っていたのは最上階のみ。
1950年に放火により焼失し、現在の建物は1955年に再建されたものです。
屋根には繁栄の象徴である鳳凰が輝いていて、境内には、銀閣寺とゆかりの深い「陸舟の松」や、賽銭を投げて願い事をする「源霞水」など見どころも点在しています。
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